THE 起業のアイデアのフレームワーク!

「事業の種類を理解してアイデアを出す。」

浮かんだアイデアを、一つずつ自身の考え方を当てはめていくだけでアイデアがまとまります。

例えば起業は大きく分けて2種類。不の解決型と趣味特技型の2つがあります。

【不の解決型とは】

世の中の「不」にあたる事です。例えば、以下のものが挙げられます。
ワードを並べると、不便、不安、不満など。

生活【自分の時間で不を感じること】

仕事【仕事、通勤、職場で不を感じること】

社会の不満、不安、不経済的を解決する事が不の解決型にあたります。

(ご自身で思いついたものを書き出してみて下さい。)このラインより上のエリアが無料で表示されます。

【趣味特技型とは】


自分の好きな事や興味のある事、得意な事で起業する方法です。

こちらについては、クロスクリエイティビティ(既にある物やサービスなどの掛け合わせ)で展開する事が理想です。

起業のアイディアはフレームワークを使えば誰でもできます。
フレームワークに先程説明したものを当てはめて考えていきます。

不の解決型のフレームワーク

要素分解と他者意見のヒアリングでアイディアを出す。(不の解決型)
不の解決型はライフとワークに分けてフレームワークに当てはめる
不を感じる時の項目に自分の思いついたものを何個でもいいから書く。

この項目を10人(友人、家族でもOK)に聞いてみて共感を得たものに絞る
共感した人の理由や背景、特徴も記録しておく。

LIFE

自分の時間で不を感じる時 ・共感人数 ・共感した人の特徴(例、30代ママさん達)

保育園に入れない 4
※スニーカーが汚れるのが嫌だ 1
服を選ぶのが面倒 4
人との出会いが少ない 3

WORK

通勤、仕事、職場で不を感じる時。 共感人数 。共感した人の特徴(例、大企業勤め・朝早い)

満員電車が辛い 9
人事評価 4
上司との飲みが嫌 5
スーツが嫌だ 3

この共感が多いものをアイデアのシード(種)にする。

この段階は、周りの人がどんな事に世の中の不を感じているか判断した段階です。

次はどのような手段で実現するか考える必要があります。

上のWORKの例を参考に共感が最も多かった「満員電車が辛い人」に向けたビジネスアイディアを考えます。

ダブルダイヤモンド思考

ダブルダイヤモンド思考とは、物事に対して解決する為の発想(WHAT:何)を広げて一つに絞り、それをどうやって実現するか(HOW:どうやって)同じく発想を広げて、また一つに絞る思考方法です。

下記の画像を例に進めていきます。

タイトルなし

満員電車に対して、『what』(何があったら解決できるか)発想を書き出して広げます。(拡散)

画像の例では、テレワーク、自転車通勤、通勤バスがwhatにあたります。

ここはあまり深く考えずに書き出します。
通勤バスなどは渋滞が予想されるなどの懸念要素は無視します。

テレワーク:テレワークが増えると会社に行く必要がなくなるので電車に乗る人が減り、満員電車が減る事が考えられます。

自転車通勤:自転車通勤をする人が増えれば満員電車が削減に繋がります。

通勤バス:通勤バスが発達し増えれば満員電車削減になる。

このような考え方で、whatを埋めていきます。

いくつ増やしても構いませんが、その中で必ず一つに絞ります。(収束)

WHATを通勤バスに絞り、そこから更にHOW(どうやって成り立たせるか)思考を拡散させていきます。

定額制:通勤定期など

予約制:前日予約など

企業連携:会社の福利厚生など

ここでも拡散した思考を一つに絞ります。(収束)

企業連携に絞りました。

ここから導かれる答えが、例えば「企業と提携して座席の確保サービス」となります。イメージは京阪電車(おけいはん)のプレミアムカーの座席予約を企業単位で提携するなど、福利厚生としては素晴らしいと思います。ここまでが不の解決型のアイディアの出し方です。

趣味や特技を売りにするなら、別のものを売りにしろ!

さて、ここから趣味特技型の解説です。

解説に入る前に、非常に重要なことをお話しします。

ここだけでも必ず押さえて下さい。

自分の好きなこと得意なこと興味のあることで起業するのがこの趣味特技型ですが、それを前面的に売りにしたり。アピールしてはいけません。

何か事業をする際、周りを見渡せば必ず競合が多数存在することを念頭において下さい。つまり競合との差別化がめちゃめちゃ難しいのです。

だからこそ、次の考え方でアイデアを出しましょう。

クロスクリエイティビティでアイデアを出す。(既にあるもの同士の掛け合わせ)
起業する際、誰もがこれまでになかった画期的なものを考えようとしますが、実際に思い浮かんだとしても現代では既にそのサービスが存在している可能性がかなり高いのです。

ここで重要な事は、新しい事を無理に探さない。情報と情報のつなぎ合わせ

【とにかく情報に触れる事】

情報に触れる事で視野を広げていく事が大事です。

既存サービスのA×既存サービスのB=AB

というビジネスチャンスができる。

この考え方をクロスクリエイティビティと言います。

例題「ジムなのにツアー会社」

筋トレ好きのあなたは、プライベートジムでの起業を考えています。
事業アイデアを考えてみて下さい。

ジムだけだと競合との差別化が難しいです。
やりたいことは前面的に売りにしたり。アピールしない。

実際プライベートジムを始めた方がジムなのにツアー会社をうたった方がいます。

バリやフィリピンなどの東南アジアなどでツアーを組み、ホテルの中でのフィットネスをするサービスが実際に存在します。SNSでその風景を発信しサービスがカスタマーに拡散されうまくいっている事例です。

このように、本業をやりたいんだけど、比重は本業以外の何かに置くことが大事です。

このモデルでの一番の成功事例はTSUTAYAです。

ツタヤは本屋なのにスタバと提携してコーヒーに比重を置きコーヒーを売っています。
立ち読みならぬ座り読みもできて、場所も産学連携で、関西では大学のキャンパス内に併設されたりもしています。

カフェブレイク!そのついでに本も買ってもらう。このようなモデルにシフトしています。

趣味特技型のアイデアもフレームワークに当てはめて導き出す
以下のフレームワークは、クロスクリエイティビティでのアイデアを出す為のフレームワークです。

WANTとCAN(自分がやりたい事とできる得意な事)

WHO(誰がやりそうか誰が興味を持ちそうか)

WHY(なぜそうなのか)

WHAT ALSO(その人は何に興味を持つのか)

プレイベートジムを当てはめます。

ジム経営

WHO(誰がやりそうか誰が興味を持ちそうか)健康意識の高い人、痩せたい人、お金がある人、女性

ここは自分の思いつく人を埋めていきます。

WHY(なぜそうなのか)

健康意識の高い人は、体を動かす事が健康維持だから
痩せたい人は、意志が弱いから
お金がある人は、ジムはお金がかかるからお金がないと厳しい
女性は、女性の方が男性よりも外見を気にするから
WHAT ALSO(その人は何に興味を持つのか)

健康意識の高い人は、健康食品や健康的な物
痩せたい人は、意志が弱いので先生や決まり、ルールなどの管理されるものを必要としている。
お金がある人は、時間効率やカスタマイズ、マンツーマンなどの特別対応。
女性は、おしゃべりが好きだったり交流大事にしそう。

上記のように自分なりの仮説を立てます。

そしてWHAT ALSO(その人は何に興味を持つのか)×WANTとCAN(自分がやりたい事とできる得意な事)を繋げるだけで次のようなアイディアも生まれます。

【例】スポーツジムと定食屋カフェ:定食屋は健康的な食事が提供できたり、カフェは交流場所にもなります。

先述の自分のやりたい事に比重を置かない

定食屋カフェ>スポーツジムという比重で起業します。

プライベート定食屋ジム(2ヶ月の食事制限のプログラムにパーソナルトレーニング付き)とか画期的で競合も少ないかもしれません。

このようなアイデアを生み出すのにフレームワークが役立ちます。

起業のアイデアはフレームワークさえ理解すれば、いくらでも作り出せます。

でも、それは事業として成り立つのか、収益は?

収益の蓋然性はあるのか。

(がいぜんせい:その事柄が実際に起こるか否か、真であるか否かの、確実性の度合。また、蓋然的であること。)

アイデアに基づいた事業計画が必要です。

事業計画の書き方、せっかく思い浮かべたアイデアを実現させるにはどうすればいいか気になります。

まずは、フレームワークを実際に使ってアイデアをバンバン出してみて下さい。

結論 起業に必要なアイディアはフレームワークで出せる

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